「解体工事の際に杭が見つかってしまったが、杭の撤去の費用はどのくらいが相場なのだろう」
とお悩みの人も多いのではないでしょうか。
結論から言えば、直径300mm程度の杭の撤去費用の相場は、総額で1本7~16万円です。
この記事では、杭の撤去費用の相場を詳しく紹介してます。
また、杭の撤去費用を安く抑える方法や、そもそも杭撤去をする必要があるのかについても解説します。
この記事を参考に、解体工事の際の杭撤去の目安にしてみてください。
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杭抜きの費用相場
解体工事時の杭抜きの費用相場は、杭の種類や直径、長さによって異なります。
例えば、直径300mm程度の杭抜き費用の相場は、1本あたり7~16万円です。
この費用の内訳は以下の通りです。
杭抜き費用 | 1本単価3~10万円 |
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処分費用 | 1本単価2~3万円 |
重機運搬費用 | 1本単価2~3万円 |
杭抜き費用は、一般的に「杭抜き費用」「処分費用」「重機運搬費用」で構成されます。
杭抜き費用は、1本あたり3~10万円、処分費用は1本あたり2~3万円です。
重機運搬費用は、杭のサイズや本数によって異なりますが、1本あたり2~3万円くらいを目安に考えるのが良いでしょう。
その結果、総額では杭1本あたり7~16万円が撤去費用の相場として考えておきましょう。
杭1本を処分するのに7~16万円がかかるのは、大きな費用負担です。
しかも、杭の存在は解体工事を進めている時に発覚するケースが少なくないため、当初の見積もりの倍近くの費用になることもあり、解体工事中の方には非常に厳しい負担になります。
杭抜き費用を安くする方法
杭抜き費用を安くする方法は以下の3つです。
- 杭を抜かない
- 杭を抜かずにカットする
- 複数の業者に見積もりをする
それぞれ紹介をしていきます。
杭を抜かない
杭抜き費用を安くするためには、杭を抜かないという選択をすることが有効的です。
杭を抜かなければ、杭抜き費用がかからないからです。
解体工事の際に無理に杭を抜く必要はありません。
杭の存在が不都合でなければ、杭をそのまま残しておくことも手です。
杭を残した場合に問題になるのが、売却時です。
杭が残ったままの土地の場合、その上に新しい建築物を立てる際に制限ができてしまうため、売値が安くなったり、買い手がつかないという問題が発生します。
そのため、土地を売却する予定がないのであれば、杭を抜かないままのほうが費用は安く抑えられます。
杭を抜かずにカットする
杭抜き費用を安くするためには、杭を抜かずにカットすることも有効的です。
杭を抜くよりも、途中からカットしてしまうほうが作業負担が小さいためです。
杭のカットは、地上に出ている杭を切るだけなので、杭を抜くための重機が必要なく、また廃材も抜く場合よりもでないため、費用を安く抑えることが可能です。
しかし、地中にある杭は残るため、抜かない場合と動揺に地価が下がったり、買い手がつかない可能性はあります。
とにかく費用を抑えて、更地にしたい場合などには有効的な手段です。
複数の業者に見積もりをする
杭を抜く場合に、費用をできるだけ抑えるためには複数の解体工事業者に見積もりを依頼することが有効的です。
業者によって20~30%程度費用が安くなるからです。
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