- トップページ >
- 悲惨!悪徳業者に頼んでしまったら
悲惨!悪徳業者に頼んでしまったら
下の例は、 悪質な解体業者に頼んでしまって、トラブルになってしまった例です。
悪質な対応を生みやすい業界構造
一度きりの関係なので、誠意のある対応をしない。
多くの方は、人生の中で解体工事を何度も頼むことはありません。
そのため、解体工事会社にしてみれば、誠意のある対応をしなくても、ブランドに傷がつかないと考えるのです。
事前の説明を詳しくしない。
解体工事は、建設工事の一部ですので、本来ならば詳しく説明しないと理解出来ないことがあります。しかしながら、多くの解体工事会社は、工事の内容について詳しく説明をしないどころか、契約書すら取り交わさずに工事をする会社が多く存在します。
お客様が、業者さんから確認されても判断出来ないことが多い。
私が頂いたトラブルや苦情相談の中には、お客様の確認ミスの問題も多くありました。ただ、解体工事会社にとっては当たり前のことが、素人のお客様にとっては、理解出来ないことはよくあり、「確認」や「判断」を求められても、「理解出来ない」ことからトラブルに発展するケースも目立ちます。
あなただけで、見積りや契約書を確認する自信がありますか?
全国対応のインターネット専門の比較サイトで大丈夫ですか?
解体工事見積りの比較サイト運営会社の殆どが、インターネット専門の運営事業者です。そのため、多くの運営会社は、不動産や解体の知識はありません。しかも、現地確認や契約書等も、少しばかりのアドバイスはあるかもしれませんが、ほとんどは、あなた任せです。
不法投棄の責任は、施主にもかかる。
また、万が一、依頼した解体工事会社が不法投棄をしていたら、その責任は、解体工事会社だけではなく、施主にもかかる場合があります。 不法投棄といっても、解体工事で発生した廃棄物の建材ガラだけではなく、建物内部に残っていた不用品を一般ごみとして廃棄することも不法投棄になり、ご近所の方とのトラブルの原因になります。
トラブルは、見積書・契約書をを正確に確認することでほぼ防げます。
私は、お客様から、悪徳業者に騙されたという相談を多く頂いてきましたが、結局、「言った、言わない。」の水掛け論になることが殆どです。逆に言うと、見積書や契約書等の書面できちんと取り交わしていたり、解体工事会社への指示を書面でしている場合には、トラブルになることは少ないです。そのために、事前に予測されるトラブルを想定して、見積書や契約書で確認しておくことが必要です。