解体工事の見積りを依頼するのベストタイミング
解体工事の見積りをご依頼頂く時期は、 ご依頼者にとって様々ですが、依頼者にとっても、
解体業者にとっても、ベストのタイミングが存在します。
解体工事.comでは、仕事から、非常に多くの業者さんに見積りをお願いをするのですが、時期が近すぎたり、遠すぎたりして、見積りを辞退されるケースが非常に多くあります。
また、見積りを辞退されないまでも、自社が手一杯なので、下請け業者に回してしまい、その分、金額が高くなるケースが多くあります。
これから、解体工事の見積りを考えていらっしゃるのであれば、最適の時期で見積りをご依頼頂ければ、発注者であるあなたにとっても、解体業者さんにとっても良い見積りが出ます。
特に、不動産業者さんに多いのですが、
「今すぐやってくれ」
「今月中に完了させてくれ」
というようなご依頼では、良いお見積りは出ません。
解体工事予定の1か月半~2か月前
解体工事の見積りをご依頼頂くタイミングとして、このくらいのタイミングがベストです。
見積り後の検討に、1週間ほどかかったとして、その後、業者さんの工事予定を1か月後から2か月後で調整してもらうことが出来ます。
自社で工事を施工している解体業者さんは、職人を抱えているので、工事の予定を空けずに工事を行うことで、1件1件の工事単価は安くても、安定して利益を出すことが出来ます。
そのため、1か月~2か月後まで、工事予定で埋まっていることが多いです。
そのため、すぐにやってくれという依頼が来ると下請けに回してしまうために、高い金額での見積りになってしまいます。
解体工事予定の3か月以上前
解体工事の予定が埋まっていないという意味で言えば、悪いタイミングではないのですが、解体業者さんにとって、見えないリスクが発生する可能性があるために、必ずしも、良い見積りが出るわけではありません。
1.解体後の処分費が値上がりする可能性
2.自社で公共工事等大型の受注で人手がとられて、自社施工出来なくなる可能性
等。
解体工事予定の6か月以上前
この場合も、3か月以上前と同様に、不測の事態が発生する可能性があるため、参考見積りとしてしか出ません。
また、あなた自身が解体工事を実際に行うかどうか決めていないことも多いので業者さんによっては、目先の注文が取れる可能性の高い工事の見積りを優先して、辞退されることもよくあります。