ガソリンスタンド解体(給油施設・ガソリンスタンドの解体及び売却)
ガソリンスタンドを解体する際には、石油業組合の補助金が出る場合がありますので、
事前にご確認下さい。
ガソリンスタンド解体の際の注意点
1.危険物の取扱い
ガソリンスタンドは、消防法に基づいて、火器や危険物の取扱を行っております。
一つ、謝れば、ガス爆発等の大事故につながりますので、十分に施工方法を確認
した上で、解体工事を進めます。
2.土壌汚染調査について
⑴ 土壌汚染調査は、実施しないといけないのか?
ガソリンスタンドの跡地を売却する際、必ず土壌汚染の調査をしないといけない
わけではありません。ただ、各都道府県の条例や、買主の意向によっては、土壌
汚染の調査をしないといけない場合もあります。土壌汚染の調査は、義務ではあ
りませんが、油臭・油膜等の嫌悪感を緩和し、土地売買をスムーズに進めるため
に、都市部だけではなく、地方においても、土壌汚染調査を行うことが一般的に
なっているようです。
⑵ 土壌汚染調査の内容は?
ガソリンスタンドの土壌汚染調査をする場合に、何も考えずに見積りを依頼しても、
内容がバラバラな見積りが届くだけで、結局、どこに依頼をすれば良いのか分から
ない。という結果になります。
ガソリンスタンドや給油施設跡地で行われる土壌汚染調査は、そのほとんどが自主的
な土壌汚染調査です。
汚染内容(ベンゼン・鉛・油分)の調査については、役所や、関係者間で協議した上で、
土壌汚染調査を行うことになります。
土壌汚染の調査については、土地売買の際の条件(すべての特定有害物質に対し、土壌
汚染の可能性を払しょくする場合)等、対象地の状況や、使われていた油種などによっ
て、調査の仕方が変わります。
補助金の確認
1.地下埋設物等撤去工事に係る補助金
工事は、石油協会で申請内容を審査し、許可(交付決定通知)がおりてからで
なければ、工事を開始することができません。
万一、許可前に工事を開始した場合は、補助金が交付されませんので、十分にご
注意ください。